テキストエディタの印刷機能は、ワープロと比較するとかなり低機能である。せいぜい、余白とフォントサイズが決められる程度であり、用紙に綺麗に配置させるのはそれなりに難しい。
そもそも、エディタの印刷機能は書いた原稿やプログラムのソースを出力して確認するという程度のものであるから、そんなに高度な印刷設定は備えていない。用紙に綺麗に印刷するにはワープロソフトの出番となる。
それでも、WZの印刷機能はエディタとしてはかなり高機能で、段組や見開きなど、簡易なワープロソフトと呼べるほどの結果を出力することができる。特別に拘った印刷を必要としないなら、文書作成はWZのみで用が足りる程である。秀丸も秀丸パブリッシャーと組み合わせると同等のことができるようになる。
設定自体は難しい所があるが、幾つも印刷設定を作成しておいて印刷時に切り替えて適用することができるのは、拡張子毎に幾つも表示設定のセットを作成しておけるやりかたと共通している。
自分の場合は、エディタからの原稿出力ということがわかるように、また、校正する時にもわかりやすいように、行番号を合わせて出力するようにしてある。