キーボードの出番

パソコンでキーボードを全く使わないということは無理だと思うが、使う頻度が少ないという人は居る。マウスでのWebの閲覧が中心だと、検索語の入力とかWebフォームの入力くらいにしか使わないという。なので、キーボードへのこだわりはなく、ノートPCならばどんな本体キーボードでも日本語入力ができさえすれば特に不満が無いらしい。
そういう流れがあるから、今スマホやタブレットでも文字入力に対する不満がないというのも理解はできる。
だが、自分はダメだ。入力デバイスとして、キーボードはかなり重要である。毎日ではないが、少なくともこの程度の分量の文章は書くことがあるし、Tweetもする。どうせ作業をするなら快適に入力できる環境が欲しい。そう思って、何年もRealforceを使っている。
単純な文章入力だけでは勿体ないので、コマンド入力型のランチャーやファイラーを使ったり、なるべくキーボード操作でPCを動かそうとしている。マウスで操作するよりもキーボードで操作した方が速い。いちいちマウスに持ち替える手間が要らない。
マウスに持ち替えるなんて僅かな手間ではないかと思うかも知れないが、キーボードからほとんど手を動かさずに任意の操作ができるほうが圧倒的に便利なのである。
そういう所、多くの人はわかっていない。キーボードは付属のもので十分だし、特にそんなに長文は入力することもないし、そこに金をかけるべきではないと考える。まあそれが普通なのかも知れない。そういう普通があるからこそ、自分のように変なこだわりが生まれるのかもしれない。