1903以降は今までWindows 10 Proなどでしか選べなかった半期チャネルが標準になって、Windows 10で一般的なHomeエディションでも延期の日数が選べるようになっているらしい。
1日でも早く更新を適用したいという場合は延期日数0で良いと思うが、機能更新については動作に影響するような大きな問題が幾つか含んでいる場合もあり、それの修正が配信されるまで一定期間は様子を見た方が良いと思っている。
毎月のWindows Updateでも同様のことは起こりうる。大きな企業などでは検証用のマシンに適用してみて問題なければ企業内のサーバから配信するようになっていると思うが、自宅環境では検証の環境などは普通はないので、更新の適用を数日程度は遅らせるほうが良いと思っている。
ところがこの設定、Windows 10 Proでは「0日」つまり延期無しのまま以外に一旦設定した後に更新プログラムのチェックを行うとこの設定自体が画面から消えてしまうらしい。自分の環境でも、設定が出来なくなっている。
どうもこれは簡単に設定の変更ができないようにする仕組みではないかということである。
https://solomon-review.net/windows10-v1903-change-windows-update-delay-setting/
グループポリシーの適用や、レジストリを弄ることで変更は可能であるが、標準的なインターフェースから変更できないということは、基本的にそういう部分はMSとしては触らせたくないということでもある。
変更が容易くできなくなるのは面倒ではあるものの、そんなに頻繁に設定を変えるようなものではないので、それはそれでも良いのかも知れない。
なお、設定を0に戻して再度更新プログラムのチェックを行うと再表示されるらしい。