1903の誤配信

投稿者: | 2019-09-15

以前の記事のとおり、Windows 10は8月末に1903の機能更新を適用したが、自分の環境では半期チャネルで更に30日の延期という設定をしており、本来ならまだ半期チャネル向けには配信されていないはずだった。
気付けば更新がダウンロードされてあとは更新作業を待つばかりという状況になっていて、配信されたのならキャンセルする理由もなかったので翌日時間があるときに再起動して適用はしたものの、やはりこれは誤配信だったようである。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1204490.html
この記事によれば、10日以内ならロールバックすることも可能とはあるが、さすがに適用してしまったものを同じように何十分もかけて元に戻す必要もない。実際、1903を適用して、問題が起こったということでもない。
同じような誤配信は以前にもあって、本来まだ更新が適用されるべきではない設定外の時期に配信されて一度ダウンロード自体をキャンセルしたりしたこともあった。どうしてこういう重要な設定が、頻繁に設定とはまるっきり違うような形になってしまうのか、Windowsは実に怪しい。
とはいえ、この誤配信についてはそんなに大きな話題にはならなかった。大きな更新ではあるのにWindows Updateの一種と捉えられて、更新適用は必要であり仕方のないものという感覚が蔓延しているし、Updateを適用したところで大きな問題もなく、それはそれで良いのだという考えが一般的であるのだろう。
今回の更新もある程度大きな問題は解決されていてそういう状況ではあった。