キー感覚

投稿者: | 2020-01-02

普通の人よりは様々なキーボードを触ってきていると思うが、実際自分の感覚はいい加減である。
メカニカルスイッチを知るまではずっとメンブレンのキーボード、パンタグラフのキーボードを使ってきた。メンブレンで実際重い物もあって使いづらいキーボードはあったが、ほとんどのメンブレンは特別押下圧が大きく重いとは感じなかったのである。
ただ、メンブレンは数値で言えば60gくらいあるのだと知ってから、メカニカルや静電容量無接点などの45g押下圧と改めて比較してみると、確かに重いようにも思う。
それでもCherry黒軸の60gは重いと感じるのだから、メンブレンでも同じくらいだとすると、それくらい重いのだろうと思う。
茶軸、赤軸やRealforceの45gはそういう重いキーボードからすると打鍵は軽いというのは感じる。HHKBも45gのはずだが、これはどうもそんなに軽いという感じはない。キー配列がコンパクトで凝縮されている分、打鍵に余計な力が入り、タクタイルフィーリングが重く感じるのかも知れない。
変荷重のRealforceで、45gと30gの違いも、よく比較したらわかるのだが、普通に使っていてこのキーは軽いとかこれは何gだという感じ方はしない。ただ、等荷重のRealforceと比較すると明らかに打鍵感が違うということはわかるのである。
感覚は鈍いので、どの感じの押下感が一番良いのかというとこれも正直よくわかっていない。Realforceの変荷重も良いし、等荷重45gのRealforceや赤軸、茶軸も良い。45gでもHHKBはそれより重く感じるので何か少しだけ違う。黒軸は重い。
ただ、自分としては45g付近の打鍵感が一番好みであるようなのはだいたい間違いない。おそらく、そういう近辺の押下圧のキーボードばかりつかってきているので、全30gだと軽すぎると感じるのではないかと思っている。