PCのキーボードからは直接様々な記号が入力できる。
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US配列キーボードで入力できるのは半角ではこのような32の記号で、JIS配列でも入力できる記号は変わらないが、キーボード刻印はバックスラッシュではなく円記号になっているような違いがある。
一般にはあまり使わないものもある。逆に、PCのキーボードにあるから使うようになったという記号もある。@などは日本では一般には使われていなかった記号だが、メールアドレスで使うようになって今では頻度高く使う記号になってしまった。
US配列キーボードで言えば、1の横の「`」などはどこで使うのかわからない。「^」「|」なども使い道はない。「_」はURLやメールアドレスで使うようになったが、キーボード上にあるから、稀に使ってみようということになって記号の形だけで意味を知らずに使うことがあるくらいである。プログラミングの言語などでは約物的に使うことがあるのかも知れないが、文章書き中心の用途ではその必要性に迫られることはほとんどない。
すなわち、コーディングなどの作業をする人でもないというのなら、これら記号の内の幾つかは出会うことがほとんどないということもあり、記号までブラインドタッチができるという人は少ないのではないか。自分もそういう使わない一部の記号や数字に関してはブラインドタッチはできないし、する必要もない。頻度高く使う記号のみ位置を覚えていればそれで良いし、たまにHTMLコーディングその他で特定の記号を使う場合、その時になって習得し、作業が終わったら忘れるというやり方でだいたい間に合うのである。