未使用機能

キーボードにショートカットが割り当てられていることが原因で、意図せず変な操作をしてしまうことはよくある。
WZで行番号の表示が反転したので、何だろうと思って調べると、どうやらマークが付いてしまったようなのである。
マークとは、いわゆる栞の機能であるようで、そこへ簡単にジャンプしたりその場所を起点にコピーしたりできるというもので、文書内に4箇所記憶できるらしく、自分はおそらくそのショートカットであるCtrl＋8辺りを押してしまったのだろうと思う。
そういう機能があるということ、あるいはあるだろうということはわかっていたが、実際長文を書いたとしても活用した事がないので、よく知らない。調べてみるともちろん秀丸にも同様のコマンドは存在した。長文テキストであれば当然にそういう機能は必要で、おそらく一太郎などにもそういうコマンドはあるのだろうと思う。
当然備わっていると思われるが実際触ったことのないというコマンドが高機能なテキストエディタになれば、まだ相当あるのだろうと思う。WZとの付き合いはもう長いと思うのだが、それでも使わない機能はある。
その昔、ワープロ専用機も必要がない機能も多かったが、まだ全ての機能を把握できていた。分厚いマニュアルに全てが網羅されていたので、だいたい隅々まで読んだからというのもあるし、用はなくても一度は使ってみたことがあるからである。
PCのソフトウエアになってからは、そもそもその比ではないくらいのコマンドがあったり、容易に試せないものもあったり、何より機能を網羅したマニュアル類がなかったりもするので、全ての機能を把握することはずっと困難になっている。