Realforce雑感

投稿者: | 2021-03-07

10年ほど前からずっとRealforceを使っている。自宅の2台のPCは両方ともテンキーレスUS配列のもので、更に独立テンキーもRealforceである。まず、テンキーレスなのに何故テンキーをあえて使っているかというと、テンキーはやはりあったほうが良いが、右側にテンキーがあると配置上のバランスが悪い。なので、テンキーレス+テンキーという構成なのである。
ともかく、そんなRealforceについて思いついたことを幾つか、メモ的に綴ることにした。
全30gのタイプは店頭の配置品で試打したことがあるが、これは軽すぎて扱いづらい。おそらく相当慣れるまでは不便に思うが、それで慣れてしまった後は面白いくらいに快適なのかも知れない。
全45gのPFU L.E.は、HHKBに似たタッチになっている様に感じる。HHKBも時々使うので、その打鍵感によく似ているという感じもあるのだ。
変荷重における30gキーと全30gキーとの感覚は異なるし、同様に変荷重における45gとPFU L.E.の45gでも感覚は違っている。これは、全体として使う指に感じる押下圧の違いかも知れない。
静音モデルの打鍵感は、嫌いだという人も少なからず居るようだが、自分はこのほうが高級感があると感じて気に入っている。無音になるわけではないが、カチャカチャという高音がほとんど軽減されていて、心地よく静かになる。
US配列のテンキーレスモデルだけ、テンキーレスにも関わらずNumLockテンキーがメインキーに組み込まれているのは面白い。そこはノートPCのキーボードのように、テンキーがなくてもテンキー風に数字入力ができる。だがやはり、冒頭に書いたとおり、ちゃんとしたテンキーはあった方が良い。
Realforceに限らないが、JIS配列かUS配列かは完全なる趣向であるとも言える。特徴の差や優劣はあるが、キーボードの性能としては同じである。我が国特有のJIS配列も意義は重要で、国内ではそれが標準になっている。US配列は全体的なバランスが良く世界的な標準である。どちらでも和文入力やその他使用には支障がない。
同じモデルでも黒モデルとアイボリーとでは若干打鍵感が異なるようにも思える。アイボリータイプのほうが軽快に使用できる感じがする。気のせいかも知れないし、配色から与えられる人間的な感覚というだけかもしれない。
黒モデルの昇華印刷キー刻印が見づらいのは確かである。薄暗い場所では無刻印キーボードに見えてしまう。ブラインドタッチが満足にできない人は選ばない方が良いかも知れないし、逆にこれを選んでブラインドタッチを確実なものにするという考えもある。
アルファベットのみブラインドタッチができるというなら、黒モデルを選んで刻印が見えにくい状態でもほとんど問題はない。記号の入力は頻度が低いので、都度確認するようにしてもほとんど問題にならない。
昔ながらのキーボードらしい配色という点では、圧倒的にアイボリー配色のモデルが良い。使われている素材は、時間を経ても黄色に変色しにくいという感じがする。
タイピングが凄い人は、そのほとんどがRealforceを使っている。映像で紹介されるそういう人のキーボードは概ね例外なくRealforceで、JIS配列のものである。
JIS配列もUS配列も標準的なキー配置なので、Realforceでタイピングを習得することには意義がある。タイピングの教室のようなところではRealforceを推奨している所もある。
Realforceは高価だが、十分にその価値はある。そもそも、他のキーボードが安すぎる。キーボードはPCに入力するための重要なインターフェースなので、そのくらいの価格に相応するだけの耐久性や機能が必要である。
ゲーミング用のRealforceは、使ったことはないが、そういう選択肢もあります、というようなものだと思っている。おそらく、打鍵感に関しての差は標準モデルと比較して劣るというようなものではないと思われる。
黒モデルに関しても、アイボリーのモデルのように機能キー群のキートップ配色は少し違っていても良いのかも知れないと思うことがある。
Realforceの初代もR2のデザインも特別無骨で格好悪いとは思わない。R2の右上プレートのデザインも悪くないと思っている。R2になって全体のフォルムがスマートになった。
独立テンキー23UもR2デザインのものがリリースされたら良いと思っているが、ニーズがそこまで多くないようにも思う。
どれくらいコストがかかることになるかは分からないが、FILCOのサービスのようにRealforceも販売時カスタマイズができるようにして、様々なモデルが選択できるようにするという選択も有るのではないか。
Realforceを使えば、他のキーボードについてはもう調べたり試したりしなくても良いというのは本当である。それさえ使っておけば間違いない。