雑記5月A

投稿者: | 2023-05-28
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もうすぐ5月も終わるので、実際あまりこのようなテキストを最近書いてはいないのであるが、この辺で一つ記事としてあげておくことにしたい。
OpenTTDをやっていたり、YouTubeなどの動画を見たりしている機会が増えて、このようなテキストを書く機会はこのところずっと減っている。従って、キーボードを使う機会も減っているのであって、打鍵の機会が少ないといざ文章入力をしようという時にタイプミスする確率はずっと増えているのである。
やはり、毎日でも何か打鍵して文章の入力はしておきたいものである。

とは言え、会社のPCでは仕事で何らかの文章入力は必ず行うし、自宅でもWeb検索やChat GPTでテキストを入力したり、あるいはたまにツイートで短文を入力したりもする。OpenTTDではその経過のログ書きに文章を書いたりするから、単に減ったのはこういう散文テキストだけで、それ以外ではそれなりに打鍵して文章を書いているのであるとも言えるのである。

こうして、ここまで文章入力をまとめて、久々にやってみると、そんなに打鍵の能力自体は下がっていないと言うことも気付く。
自分はローマ字入力ではなく、AOURの方式を使っているので、こういう特殊な方法でも、ちゃんと入力方法は忘れずに打鍵することができている。ローマ字入力よりも効率は良い拡張方式であるので、打鍵数は少なく、今後もこの方式を継続していくことで快適な打鍵をすることができると思っている。

話が逸れる序でなので、AOURはDvorak配列を概ねベースとした拡張入力を伴う行段型の方式であって、ACTやDvorakJPなどと同種の方式であると思っている。こういう特殊な方式を使っている人は全体からするとごく僅かだと思うが、打鍵の効率は確実にローマ字入力よりは良い。JISかな入力や親指シフトと比較すると打鍵数では適わないと思うが、それでも二重母音や撥音節などに定義を割り当ていているので、音によってはそれより少ない面もある。

また、アルファベットしか使わないことに加えて母音が左手ホームに五つ並んでいるので、多くは左右交互打鍵ができたり、ホームポジションから大きく手を動かすことがなく、だいたい指の小さな動きだけで全ての文字の入力ができるのである。
ハードウエアとしては、更にHHKBを使うとか、あるいは単にUS配列のキーボードを使うというだけでも指の動きは更に少なくなり、より快適な打鍵ができるのである。

US配列というと、和文入力には向かないものという説が横行しているものであるが、配列の合理性からすると、和文入力においても十分に効果が得られるのである。
JIS配列派の人からするとIME特有の変換などのキーがないことを批判する人も多いが、もちろんUS配列でもそれらのキーは代替できるので、基本的には何も問題はない。

なぜUS配列を選ぶ人が少ないのかと言えば、日本ではJIS配列のキーボード以外は普通は選ぶことが難しいからに他ならない。PCなどのデバイス購入時に付属してくるキーボードや家電量販店に並んでいるキーボードはほぼ全てがJIS配列である。US配列を選ぶ、使うとした場合は、あえてそれを調べて、知って、確認して選ばなければならない。一般の人ではそういう人は居ないし、そうやってあえてUS配列のキーボードを選ぶのも勇気が必要になってくる。なので、US配列のユーザは相対的に少ない。
ただし、今はかな入力の人よりローマ字入力の人のほうが圧倒的に多く、かな入力のための刻印は基本的に要らない場合が多く、前述のとおりJIS特有キーもUS配列で代替できる方法があるので、US配列を選んでも問題はない。
IMEの設定などで多少のカスタマイズをしたほうがUS配列は使いやすくなる面があるが、とにかく買ったまま、あるがままのデフォルトで使用しなければ、いつか困るであろうから使いたくないという人も多いために、より一層、そういう標準と異なる物は選ばれない傾向にある。

そういう自分は、普段キーボードはRealforceを使っている。これが一番良い。
特に長文書きの場合は、HHKBを使うこともある。これもまた良い。
どちらも、国産の静電容量無接点方式のキーボードで、自分はどちらもUS配列で、どちらも静音タイプである。キーボードは、そもそもフルキーボードなどの機構の打鍵感がノートPCのパンタグラフなどよりずっと良いと思っていて、それで選んでいるうちに、結局この2種類のキーボードに行き着いた。

文章書きには、テキストエディタを使う。この文章の原稿もテキストエディタで書いている。WZ EDITORを使っている。WZ EDITORは、もうPCを使い始めた頃からほとんどずっとこれを使っているので、文章書きのソフトウエアとしてはこれも最良であると思っている。
印刷用の文書作成の場合は、一太郎を使う。これまた、一太郎が全盛の時代からだいたいずっと使っているので、これが最良だと、改めて思っている。

PC環境という流れの話になってきたので、PCそれ自体はThinPadである。US配列が選べるノートPCで、所有欲を高めるスペックのモデルも選べたりすることなどが良い。デスクトップ用途で使うことがほとんどであるが、でも基本的にはノートPCが良いと思っている。デスクトップ用途としては、結局、ドックに繋いで、そこからモニターとキーボード、スピーカー、マウスなどを接続しているので、それならノートPCの利点は、あまり活きていないのかもしれない。

かつては、デスクトップPCが一番の選択肢だった。大きなモニターで使えるということや、デスクトップ用のフルキーボードの打鍵感が良いと思っていたのが主な理由である。持ち運びして使うような予定もなかったのである。
なので当初はPC-98のデスクトップを使ったが、そのうちにノートのようなコンパクトな環境のPCも使ってみたくなってSOTECのPCを購入してみたり、それでもやはりちゃんとしたデスクトップ環境でゲーム(フライトシム)をやってみたくて富士通のデスクトップ、その後は自作機を作ってみたくて、富士通PCのキーボードやモニターを流用してそれに当てたり、さらにそれ以後は故障などが原因でまた簡易にノートPCに戻して、そこからはずっとノートPCである。
それでもデスクトップPC的に使いたい面もあるので、ノートPCに外付けのモニター、キーボードなどを使う使い方をするようになり、ドックの仕組で接続が簡単にできるように、SONYのVAIOから、ThinkPadに至ったというわけである。

従って、今もそういう使い方で、ThinkPadの本体に外付けのEIZOのモニター、BOSEのスピーカー、Realforceキーボード、マウスなどをドック経由で接続して使っているのである。

このようなテキスト書きは、PC導入当初、あるいはそれ以前にワープロ専用機で文字入力や文書作成をやっていた頃からの流れでPC作業の中心ではあったが、このところ、もうしばらく最近ではWeb閲覧などが中心になっていて、文章書きに費やす時間は減っているのである。Web閲覧では、どうしてもYouTubeなどの動画を見ている時間が多くなってしまう。

また最近ではOpenTTDを始めたためにそれで時間を取られている面がある。
そもそも、自分はシミュレーション的なゲームが一番好きで、それ以外のものは逆にほとんどしない。フライトシムもそうだが、このOpenTTDに類するような、シムシティだとかA列車だとか、そういう箱庭系などのシミュレーションをDSなどでずいぶんやって、こういう同種の物がPC用として、あるいは無償で遊べる物がないのかと探して、遅咲きながらも見つけたのがOpenTTDである。

オープンソースで開発が続いていて、PCの環境もほとんど選ばずに比較的簡単に導入できてそれなりに拡張性もあり、シミュレーション系ゲームなので終わりもなく基本的に自由に好きなだけ遊べるというのが自分に合っている。
自然に都市が成長し、収益が得られていくというのが面白い。OpenTTDではジャンルで言えば経営シミュレーションということになり、運送・運輸会社を経営して利益を得ていくというスタイルの物である。制約はさほど多くなく、基本的に自由に都市とか運送体系を開発していけるのが面白いのである。
10ヶ月やって、少しはノウハウ的な物も得られているが、これが実生活に役に立つのかどうかは全くわからない。

本体駆動

普段はPCはドックに接続して使っているが、それだと必ずAC電源が必要で、ずっと充電状態になっていたりする使い方になるので、バッテリーの最大充電容量をセーブして使っているものと、たまにはドックから外して本体駆動をしたりなどして、バッテリーを少し消耗させてみたりすることも必要である。

実際、ほぼドック接続状態で使っているので、本体のみでの駆動という使い方を、このPCではほとんどしていないのである。
このPCとは、ThinkPad T14 Gen3 (AMD) なのであるが、本体だけで駆動してみると改めて新鮮な感じもあり、その良さに気付くことも多い。

一番は、画面・ディスプレイの解像度、ディスプレイの発色が良いことである。
このPCは、14インチ1920×1200の大きさなのだが、この縦横比が最良である。当初は、FHDの1920×1080が慣れた画角比率で、外付けモニターもそれなので、それが動画を閲覧するのにも何でも最高と思っていたのであるが、実際この1920×1200の画角にしてみると、この16:10の比率が実に心地よいのである。
思えば、横長画面のが一般化する以前はこのようなものに近い、4:3の画角比率のものが普通であって、横長画面の16:9に最初は強い違和感があったものだった。
僅かな違いではあるのだが、この16:10のほうが、PCの画面としては安定感がある。もちろん、このほうが僅かでも広く使えるという面もある。

また、ディスプレイの発色も良い。普段のEIZOのモニターももちろん全く遜色ないものであるが、本体ディスプレイとしては明るく鮮やかな発色であるのは、400nitという輝度でsRGBのカバー率も高い、標準よりも1グレード上のモニターを選んだという面もあるのだと思う。
なのに普段、外付けモニターばかりで使っているのも、ある意味勿体ないというものでもある。
これまでのPCでは、本体モニターはそういう外付けモニターの発色のようにはいかなかったが、これの場合はそういう遜色などは全くないと言える物である。

以前のThinkPadと比べて打鍵感が落ちたとも言われるこのモデルの本体キーボードも、自分としてはノートPCとしては十分な物だろうとも思えるので、これで本体PCを使うことも悪くはない。
また、折角HHKBも持参してきたので、この本体駆動の状態でHHKBを接続してみると、これは文章書き環境としてはまた最高のものとなるのである。これで集中して書くことができるのであるから、文章書きとしては、ドック接続よりもむしろこっちなのではないかとさえ思えるくらいである。

書く環境は、もちろんWZ Editorである。文章書きは基本的にエディタを使っている。たまに秀丸も使うこともある。これはデスクトップ環境で使うときも本体で使うときも変わりは無い。ただ解像度と画面の大きさなどの、感覚の違いに過ぎない。
その違いは、主として文字の表示の大きさということになるが、本体キーボード、本体モニターにおける大きさも、最初は小さいと思えるが、これはこれで、これが標準的な使い方における文字のサイズなのだと思えば、十分それで快適と思えるのである。
あとは、本体キーボードにおける配列の違いなど、そういう面の感覚の違いはどうしても生じる物でもある。