テキストエディタというツールは、やはりプログラミングをする人、理系の人のほうが利用率は依然として高いという気がするが、主に文章を書く人、文系の人だってエディタはかなり強力なツールとなるため、愛用している人も少なくないと思う。
自分も文系のほうで、当初はWZを使っていたが、数年前に乗り換えて今は秀丸を使っている。
WZ EDITORは、かなり早い段階、Ver.2の頃から縦書きに対応したり、アウトライン解析やグローバル置換（Grep置換）を装備するなど、文系エディタユーザにとっても魅力的な機能を持っていた。秀丸に乗り換えるに当たっては、これら機能が当初はなかったために、文系エディタとして使うためにはマクロを探したり別のツールに頼ったりという事をしなければならなかった。
しかし秀丸もVer.5から縦書きに対応。Ver.6からは「アウトライン機能」、Ver.7からは「Grepして置換」も新たに機能として加わったようで、文系エディタとしての秀丸の位置づけを更に高めつつある。
ここで改めて言うまでもなく、文系ユーザにとっても、十分強力な文章執筆ツールとなり得る事は間違いない。
縦書きは、まさにその機能がサポートされたから乗り換えたというような物でもあるが、その後に追加された機能については、なかなか試す機会を得ずにいた。今回はアウトライン解析機能を少し試し、自分の都合の良いように設定をしてみたので、次エントリーで詳細を追って記述する。