Ctrlと何かのキーを押下してすぐにもう一つ何かキーを押す事によってコマンドを実行する2ストロークキー。WZ EDITORの時に便利で慣れて、秀丸へ乗り換えるときもこれが実現できるかどうかが結構な課題であった。
完全な、ネイティブな2ストロークキーは秀丸ではサポートされていないが、代替的な手段により実現は可能だ。
簡単に言うと、ユーザメニューを利用する。秀丸ではユーザメニューは8つほど作れるようで、そのうちデフォルトでは3から7が空きになっている。この領域に、2ストロークキーに割り当てたいコマンドを、2ストローク目のショートカットキーをアクセスキーとして割り当てる。メニュー出現までの遅延は0秒で良い。
次に、コマンドを割り当てたユーザメニューを、1ストローク目のキーをショートカットとして、キー定義で割り当てればよい。
つまり、1ストローク目で任意のユーザメニューを出現させ、2ストローク目でそのユーザメニューに登録されたコマンド実行。擬似的ではあるが、2ストロークキーコマンドの完成。
自分は、一つ目のユーザメニューにCtrl+Kとして選択系のコマンドを、二つ目のメニューにはCtrl+Lでファイル操作系、三つ目はCtrl+Qでこれに検索系のコマンドを割り当てている。
数は少ないが、覚えられる範囲にしたら、これで十分。