ロジクールのマウス集め

投稿者: | 2009-11-15

自分はPCへの入力デバイスとして、キーボードをあれこれ試し、色々所有しているが、気がつけばマウスもあれこれ買い集めてしまっていた。それも、ほとんどはロジクールの製品である。

これまで、自宅環境ではPC-98のボールマウスに始まり、更に富士通のメーカー製PC付属のマウス、1999年頃だったか、初めて光学マウスとしてMicrosoftのインテリポイントを使い、以来数年、PCが変わってもそのインテリポイントを使い続けていた。

世の中にワイヤレスマウスというものが出回るようになり、自分も試してみようと購入したのが初めてのロジクールマウスであった。まだ、ロジテックというブランド名であった頃の、「V200」という型番のマウスであった。
この製品は、既に廃盤になっているはずだが、たとえばここに詳しい。
http://bit.ly/1apumm

自分としては、自分の手のサイズにぴったりと合い、グリップ感はかなり良かった。その頃は未だ無線マウスは電池がすぐ消耗するとか、反応が鈍いなど評判は悪かったので心配したが、電池の持ちも特別悪いというようなものでは無かったし、普通のUSBマウスに比較して特に反応が悪いと感じたことも一度もなく、既に無線マウスは常用出来るレベルに達しているなと思ったものである。

その後、究極のノート用マウス、という事でリリースされたVX Revolutionを購入した。当時、家電量販店でも1万円近くしたのだ。
これは単三乾電池1本を使うレーザーマウスで、エルゴノミクスデザインになっているほか、スクロールホイールのギアが画期的なフリー機構を備えており、長大なテキストや表計算ファイルも高速にスクロールさせることができる優れものであった。
これもまた自分の手にしっかりとグリップして、気に入って最近まで使い続けていたが、底から乾電池を入れる機構であり、電池の収まりが悪くなったのか、乾電池との接触不良を起こすようになってしまった。

さらに続いて、レシーバが超小型となったVX nanoマウスも購入した。これはさらにノートPCでの使用に特化したマウスであるが、機構自体はVX Revolution同様にフリーホイールやその他多ボタンを引き継いでいて、やはり1万円近くの価格であった。感じの良いキャリングケースも付いている。
エルゴノミクスなデザインではなく、左右対称であり、自分の手にはやや小さめではあるものの使いづらいと言うことはなく、これもまた気に入って別のPCで使用していた。

しばらくその二つのマウスを常用していたが、そのフリーホイールを備えたもう少し廉価なマウスが発売されたので、それも試しに購入する。それがV550 nanoである。これもまた超小型なレシーバを備えたレーザマウスであるが、形状はさらに扁平。だが無論使いづらいということもなく、これはまた別のPCで使用している。

その後、Bluetoothマウスを試してみようと思い、手ごろな価格の製品としては先にMicrosoftのNotebook Mouse 5000というのを購入してみた。ペアリングに少し戸惑うが何とか使えるようにすることはできた。Bluetoothであるがゆえ、スタンバイや休止からの復帰時に一瞬無反応な時があり、どうもその辺は少し苛々する。それ以上に、もうこの時点ではロジクールのフリーホイールの機構に慣れきってしまっているので、カリカリいうホイールがそれで我慢出来なくなってしまった。

そう思っていたところへ、ロジクールからも手ごろな価格のBluetoothマウスM555bがリリースされたので、それを試してみる。これは、先のV550 nanoとほぼ同じ形状であるが、グリップ面が光沢のある、ちょうどV200のような素材であり、特にこれも使用感自体は問題が無く、サブのPCのマウスとして使っている。

その頃、それまで常用していたVX Revolutionの乾電池接触が極めて悪くなり、余しているマウスを使ったりしていたが、このVX Revolutionと形状が酷似したM705というマウスが発売されたため、それに置き換えてみた。
しかしながら、M705はVX Revolutionよりも乾電池の本数が多い分重く、形状も微妙にずんぐりとしているし、どうにも面白みに欠けるのだ。

そんな風に感じていたら、M905という、今度はVX nanoの後継機と思われる最新機種を見つけ、また購入。VX nanoとほぼ同じ形状である。
さらに雰囲気の良いケース付きで、上面はマット仕上げ。無論フリーホイールを備えているほか、底面のスイッチもスライドがバネ機構でしっかりしている
作り。クリック感もかなりしっかりしている。VX nano同様、やや小さいと感じなくもないが、使いづらいということはない。
ボタン数ではM705とも差違は無いのだけれど、こちらのほうが使う楽しみを感じる。まさにこういうマウスを使いたかったというマウス製品なのである。当面これをメインのPC用のマウスとして使う事にしたい。

このように、多数のロジクールマウスを、時に気分で交換して使ったりしているところだ。