IMEの候補選択キー

投稿者: | 2011-05-07

IMEでの変換中、候補一覧が表示された状態での候補選択キーとして、ホームポジションの英字キーが指定できる。つまりその変換候補の先頭に表示されているA~Lまでのホームポジションのキーを打鍵することによって、その候補が選択できるというもの。数字キーで選択するよりも速く選択できる。
自分の環境ではATOKとGoogle日本語入力が対応しているのだが、MS-IMEではこの機能はないようだ。

この機能、便利でずっと使っているのだが、欠点もある。
候補ウインドウを表示させ、目的の候補部分を反転表示した状態で確定させずに、確定させたつもりになって次の入力を始めると、次の入力で打鍵したキーがホームポジションの何れかのキーであると、そのキーによる候補が選択されて確定してしまうのだ。
これはバグでも変な動作でもなく、単に自分の確定操作落ちであるに過ぎないのだが、調子よく打鍵している時に、意図せぬ変換結果になってしまう事があり驚く。

何とかしようにも、数字キーでの選択やスペースバー(変換キー)を何回も打鍵するのでは効率が悪いし、結局は英字キーを確実に打鍵して正しい候補を選択するしかないのである。