5ヶ月ほど前に、メインのPC用のディスプレイを新調した。EIZO EV2450で、発色の具合もその他各種の性能も、満足して使っている。
それまでは三菱のディスプレイRDT232WLMを使っていて、これも別に特に気に入らないというわけでもなかった。このモデルは、CCFLバックライトなのだが、自分は単なる蛍光灯が中に入っているものと思い込んでいて、蛍光灯の寿命を考えてそう長くは持たない、あるいはこれまでの経験から変な色味がついてくるのではないかとの危惧があった。一般的なTN液晶でもあったので、LEDバックライトでIPS液晶のディスプレイにしたいという思いがただ単純にあって、それで良いモデルはないものかとは考えていた。ディスプレイ下部のスイッチの反応も時々怪しいこともあって、そこも不安の要素だった。
そんなような状況でありつつ、今後も三菱のブランドのディスプレイにしたいと思ってはいたが、三菱がディスプレイから撤退してしまい、国産ブランドでどれにしようかと時々考えていた。探して行き当たったのがEIZOのEV2450で、23.8インチのサイズもその他仕様も丁度良く、しかも手が届く価格であったし、PCもThinkpadに変えたという機運もあって、これを購入したのであった。
ついでに、EIZO純正のディスプレイクリーナーも購入したのだが、クリーナーは、実は使う機会が少ない。思ったほどディスプレイが汚れないからである。画面に向かって話しかけたりも普通しないので唾が飛ぶこともなく、ホコリなどもそんなにつかない。無論、ディスプレイ面を指で触ることもしない。なので、基本的にはほとんど汚れないのである。
フレームレスのデザインであって、サイズは僅かに大きくなったのに、ベゼルが無い分全体の大きさはむしろ三菱の23インチのより小さくなった。PCラックで、ディスプレイの両脇にスピーカーを置いている関係上、基本的にこの大きさでなければと思っていた部分についても都合が良かった。
これまでPCとその周辺機器その他、色々と買い揃えていると、当たり外れが色々とあるものだが、このディスプレイは総合的に見て、満足した買い物になったと感じている。
BOSEのスピーカー、リアルフォースのキーボードなど、同様に満足したという買い物はインターフェースに関するものが多い。そうでないものも満足しないわけではないが、PC本体よりも基本的には長く使うものなので、あまり衝動的ではなく、きちんと選んで気に入ったものを買うというせいもあるのだろうと思う。
古い三菱のディスプレイはサブのPC側へ移し、これはこれでまだ満足に使えている。