ラジオの語学講座

投稿者: | 2016-04-17

NHKのラジオの語学講座を聴き始めてから丸2年を経て、3年目に入った。もうそんなに経った。最初は、一通り基礎的な文法事項をおさらいすることが出来れば良いという程度の気持ちで、それは今も変わらないのだけれど、結局完全にマスターすることはまだ出来ていない。読んだり聞いたりで簡単な表現なら理解できるが、作文ということになるとかなり難しい状態。しかし、特に会話ができることを目的としていない。
そもそも学生の頃に第二外語でしばらくやったので基礎的な知識はそれなりに残っていた。時を経て、何故またやってみようという気になったのかはよくわからない。忘れてしまっていたことも多くなったので、もう一度思い出したいというのもあるし、Webにあるコンテンツを理解するためにそれがある程度理解できるようになれば良いという考えもあった。
まずは学生時代に使った初級クラスのテキストを引っ張り出してきて少し見てみたが、今ならもっと良さそうな教材、最新の教材があるのだろうと、書店に足を運び基礎的な文法のテキストを購入し、思い出しつつしばらくそれをやってみた。その時期が春だったので、ちょうどNHKの語学講座も始まる時期と知り、それをやってみることにしたというものである。
実のところ、これも最初は語学講座のテキストだとよくまとまっているのではないかと思い、テキストを眺めるだけではどうかなどとも思ってみたのだが、どうせなら聴いて習得したいということになる。ただし、そのためには毎日毎回リアルタイムで聞き続けるのは難しいし、そもそも平日の昼間の放送であるから聴くことができないということになれば、どうにかして放送を録音しして聴く方法を考えなければならなかった。
ラジオ放送をタイマー録音できる装置を探して、SONYのICレコーダーがまさにそういう語学学習用の機能も備えていて良さそうだったので、それを購入したのも2年ほど前の4月の中頃か。そこから毎日の録音が始まった。
番組は15分で、AMのモノラル放送だから特に音質にこだわるような必要もなく、48kbpsのレートで記録すると1番組あたり5MB程度のファイルサイズになる。これならSDカードに何年分も記録できることになるというので、それで問題ない。肝心のテキストは、過去の再放送分のテキストのほうは1講座の半年分がまとまっていたのでこの上なく使いやすいものだったが、本放送のは毎月450円かそこらを支払って購読し続ける、半年分一年分で考えると意外と高くつく。それに、結局は再放送番組である講座もあるので、何年もやっていると内容が重複する。正直言うと無駄も多い。
今後も溜まり続けるので、なんとかならないものなのか。電子化したいがそれも面倒臭い。
電子書籍版もあるようだが、普通にパソコンで読むことができるのかどうか。キンドルなどの専用端末が必要なのだとするとまた出費も嵩むし難しい。
いや、その前に、紙のテキストになっていないと、放送を聴く場所にそれを表示させる仕組みの機械がないとならない、何より電子データの形式では思うように書き込みが出来ないではないか……。
電子データ化、PDF化は放送が終わった後にするのなら良いのかもしれないが、当面はやはり今のまま毎月紙の冊子のテキストを買い続けることになるだろう。
来月号の発売日は明日18日なので、また次の週末に買いに行くことになる。英語の講座以外の言語のテキストは小さな書店では取り扱っていないのが実情であるのも困ったところ。大きな書店まで毎回足を運ばなければならないという面倒さもあるのだが、それももう24回以上、毎月のことになっているので、ひとまず文句は言うまい。