数字の桁区切りは、3桁ずつで「,」を入れるのが普通である。仕事で金額のほか様々な数値を扱うが、当然それが基本になっている。
でも、だいぶ長い間そういう3桁区切りを使っていても、未だにその文化に慣れないのは何故なのだろうか。
小学校の時は、一十百千万億兆、と日本の数字の単位は4桁区切りであるので、4桁毎にカンマを入れて良いと教わった。だから今でも、4桁区切りでないと数字が正しく読めない。大きな数字で「千単位」などになっていると、二つカンマがある数値は何百万なのか何千万なのか、しばらく考え込まないと正しい値を導き出せない。
日本ではそういう数字単位なのであるから、あえて変なところで区切りになる3桁区切りの文化こそ要らないとも思うのだが、一般で4桁区切りを使う人などは居ないのだから仕方がないのだろう。