http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/13/news082.html
国内ではWALKMANの売れ行きが好調。世界では圧倒的にiPodのほうがシェアが高いのに何故だろう。
一つはやはり、日本人は国産ブランドへの信頼度が高いという事がある。外国産のものはお洒落ではあるが実用的でなかったり壊れやすかったり、きちんとしたサポートを受けられなかったりということを危惧する場合が多い。
もう一つは、やはり今回のnanoがあんな形になってしまったので、新規購入者も乗り換え組も、選択肢にならなかったという事があるだろう。多くは、旧nanoみたいな形のああいう普通の音楽プレーヤが欲しかったのだ。
今回の数値には、確かにiPod touchやiPhoneへの流れは含まれていないかも知れず、そういう層がどれだけあるのかも不明であるが、大多数はiPhoneが欲しいのではなく、単純に旧nano形状の音楽プレーヤが欲しいだけだったのである。新nanoがあんなタイルみたいなものになっちゃったので、ならば同じ価格、同等の機能でということならもうWALKMANしかないではないか、というのが今の流れということなのだろう。
音楽プレーヤが欲しかったのにiPhoneを買っちゃったってのは著しい錯誤。みんなが持っているという心理と米国企業の戦略に騙されて、要らないものまで買っちゃった。デジタルフォトフレームが欲しかったのに気付いたら大型の液晶テレビ買っちゃってた、みたいなもんだ。