ThinkPad BIOS

PCのBIOSのアップデートは、基本的には問題がない限りはやらなくても良い物なのかもしれないが、ThinkPadでは時々重要な更新として配信されることもあり、自分は見つける度にだいたいアップデートをしている。
ThinkPadのBIOSのアップデートはThinkVantageやSystemUpdateで配信されるので、それに基づいて更新プログラムを起動させるだけである。自動的にPCが再起動して、Windowsが起動する前段階で自動的にアップデートが行われる。1～2度リブートを繰り返したりすることもあるが、何事もなかったかのように再起動して終了である。
理想としては、周辺機器類を取り外し、ドックからも下ろした状態のほうが良いのだろうが、だいたいそのままで問題ないかもしれない。BitLockerも保護の中断は自動的にやってくれるかもしれないが、一応手動で中断してからアップデート作業を行わせている。
アップデートをして何が新しくなったかは正直わからないが、細かいバグのようなものが修正されたり新しい何かに対応したりするようなので、まあアップデートしておいて損はないのではないか。それが原因でトラブルが発生するようなことも、Windows Upadate同様に可能性としてはあるが、ユーザが全世界にいるThinkPadでもあるので十分に検証されて少し時間が経っているアップデートならば問題ないと考える。
ThinkPadのシステムは、国産ブランドのPCではないのでほとんどの場合そういうアップデートやメンテナンス情報が英語の情報になる。きちんと読めばわからないということはないが、日本語よりは不安はあることは確かである。
ただし、一般的な国内メーカーの品よりきちんとアップデートなどが公開されたり技術的なサポート情報も豊富で、むしろ安心できるというような気がする。