Nortonの隔離モード

Nortonには、ブラウザの隔離モードとかオンラインバンキングの保護モードとかがある。他の多くのセキュリティソフトも当たり前のようにあるようなのだが、Nortonにもある。ただし、そのモードを任意で起動して任意のサイトを全て隔離モードで閲覧するというようなことはできないようだ。
Norton Safe Webで怪しいサイトと認定されたサイトの場合にのみ、自動的に隔離モードの入口が表示され、ユーザが選択することで隔離モード、つまりセキュアな環境を通して閲覧できるようになる。
オンラインバンキングに関しても金融機関のサイトならどこでも良いわけではなく、日本ではメガバンク数社のサイト辺りに限られて、このサイトにアクセスすると自動的に保護モードに移行することができる。
サートネチズンなどのフィッシング対策専用セキュリティソフトも、概ね同じような物なのではないかと思うが、Nortonの説明にはコストの問題があって、全部のサイトを隔離モードで閲覧させるようなわけにはいかないとのことなのである。他のセキュリティソフトでは保護ブラウザを起動して任意のサイトを閲覧できたりするのもあるようなので、本当はそういう方式のほうが良いと思うのだが。