WZのカスタマイズ

WZ EDITORに限らず、高機能なテキストエディタは自分が使いやすいようにカスタマイズするのが基本である。自分も、秀丸やWZなどテキストエディタは配色に始まって表示フォントや表示形式などそれなりにカスタマイズをしている。
こういう場合、アプリケーション側で標準の設定に戻したり、標準の設定をばっくっぷできるような仕組みになっている場合は良いとしても、カスタマイズの方法が難しいと結局これも困ることになる。
WZのカスタマイズはそれなりに難しい。難易度を5段階で示すと4くらいに難しい。
簡単に言うと、どこでそれを設定するのかがわかりにくい。Windowsの標準的なアプリケーションから得られる感覚的な設定ではないこと、ヘルプがあるようで、そのヘルプ自体も標準とは異なるもので、参照してどう反映したら良いのかがわかりにくいということがある。WZの設定は、まずどこからしたら良いのかがわからない。設定の場所はここでもできるしこっちからもできるということになると、どこからそれをするのが良いのか、違いがあるのかないのかがよくわからない。設定の因果関係もまた難しく、これを設定するためにはここをこうしておかなければならない、なども少なくなく、いざ設定を変えようとする時に悩むのである。
それでも、カスタマイズにより自分の使い勝手の良いような状態にすることができているので、一度設定したら梃子でも変えないくらいの意気込みで思い切ってカスタマイズをするのである。
カスタマイズのリスクを考える人は多く、たいてい初期設定で使っているが、これはとても勿体ないと感じる。